「スパイクのピンを交換したいけれど、どれを選べばよいか分からない」
そのような場合は、お手持ちのスパイクを実際にご覧いただくことで判別できます。
STEP 1 ピンを交換できるタイプか確認する
STEP 2 アタッチメントの有無を確認する
STEP 3 ピンの形状を選ぶ
STEP 4 ピンの長さ(mm)を選ぶ
STEP 1 ピンを交換できるタイプか確認する
交換式のソール
交換可能なタイプです。
▼形状
ピンの根元に、それを支えるための円形の台座が埋め込まれています。
着脱用の構造があり、ピンが太く、専用の工具を引っかけて回す構造になっています。
▼取り換えピン形状
▼取りつけ方
固定式のソール
ピンはソールと一体になっているため、交換はできません。
▼形状
ピンの根元に大きな円形の土台がなく、ソールから直接金属のピンが突き出しています。
すっきりした形状で、全体的に突起のまわりがフラットです。工具を使って取り外すための溝やネジ穴が存在しません。
▼固定ピンの形状
ピンがすり減ってグリップが低下した場合は、買い替えをご検討ください。
自分に合った陸上スパイクをお探しの方は、種目別シューズチャートをご確認ください。
STEP 2 アタッチメントの有無を確認する
交換式だった場合、次にアタッチメントが取り付けられているかを確認します。
アタッチメントを装着したスパイクのソール
▼形状
ピン根元に黄色い樹脂パーツがあります。
ピンの周囲に、歯車・リング状の黄色いパーツ(アタッチメント)が装着されています。
※役割: 主に土グラウンド(兼用スパイク)で使用する際、ピンの沈み込み防止や、小石・泥からプレートやネジ穴を保護するために装着します。
アタッチメントを装着できない取り換え式のスパイクのソール
▼形状
ピンの根元に樹脂リングがなく、プレートに埋め込まれた金属製のネジ受け(ソケット)へ直接ピンが取り付けられています。
※役割: オールウェザートラック(全天候型競技場)専用モデル、または兼用スパイクからアタッチメントを取り外した状態です。
スパイクピンの取り扱いについてはこちらもご覧ください。
STEP 3 ピンの形状を選ぶ
ピンには複数の形状があり、使用するグラウンドに合わせて選びます。
※アタッチメントを使用する場合は必ず黒色ピンをご使用ください。
二段平行タイプ(オールウェザートラック向け)
トラックから受ける反発力を走りにいかします。
グリップピンタイプ(オールウェザートラック向け)
刺さり易く、抜け易い。トラックをムダなくとらえまえす。
スパイクピン(アンツーカ/土トラック向け)
柔らかい土の地面に深く刺さってグリップを生み出す土グラウンド専用ピン。
STEP 4 ピンの長さ(mm)を選ぶ
形状が決まったら、長さを選びます。
長さ選びのポイント
走る距離
距離が長くなるほどピンは短く(脚への負担軽減・軽量化)、短距離になるほど長く(強力な推進力)なる傾向があります。
トラックの種類
土(アンツーカ)グラウンドはオールウェザーよりも地面が柔らかいため、全体的に長めのピンを使用します。
オールウェザー(全天候型)トラック用
長距離・3,000m障害(5mm):足首や膝への負担を抑え、スムーズな接地感を重視した一番短い仕様。
中距離(7mm):推進力と走りやすさのバランスをとった標準的な長さ。
短距離 / 走幅跳・三段跳(8mm〜9mm):力強い蹴り出しと高速度域でのグリップ力を生み出す長さ。
走高跳・槍投(9mm〜11mm):踏み込み時に大きな大きな負荷がかかるため、確実に地面をとらえる最も長い仕様。
アンツーカ(土)トラック用
長距離・クロスカントリー用(6mm):土の抵抗を抑え、長距離でも疲労を軽減する短めの設計。
中・長距離用(9mm):800mや1500mなどで適度な刺さりを確保するバランス型。
短・中距離用(12mm):200mや400mなどで加速とスピード維持に必要なグリップ力を得る長さ。
短距離用(15mm):100m・200mで柔らかい土を深く捉え、滑りを防ぐ最も長い仕様。
大会に出場される場合は、必ず主催者の要項をご確認ください。
競技場により使用ピンの形状を指定していることがあります。競技場の指示に従ってご使用ください。